鶴ヶ峰と鶴ケ峰 - 表記揺れについて

鶴ヶ峰エリアの地名表記について、「鶴ヶ峰」と「鶴ケ峰」の2種類が混在していることをご存知でしょうか。横浜市旭区の町名は「鶴ケ峰」で、相鉄線の駅名も「鶴ケ峰駅」です。
ただ周辺のお店などは「鶴ヶ峰店」となっていることが多く表記の混在がわかります。 付け加えると、駅名の表示は"ケ"が小さくなっていて、鶴ヶ峰に近いように見えます。
本記事では、違いに関して解説します。
表記の混在:「鶴ヶ峰」と「鶴ケ峰」
「鶴ヶ峰」と「鶴ケ峰」の違いは表記だけであり、読み方はどちらも「つるがみね」です。違いは「ヶ」と「ケ」の字体のみです。 これは単純に表記揺れが発生してしまっているだけで、大きな意味がないようです(特に文献が見つかりませんでした)。
「鶴ヶ峰」の使用例
- 商業施設「ココロット鶴ヶ峰」
- オーケー 鶴ヶ峰店
- 相鉄不動産販売 鶴ヶ峰店
「鶴ケ峰」の使用例
- 横浜市旭区の町名「鶴ケ峰一丁目」「鶴ケ峰二丁目」
- 相模鉄道の駅名「鶴ケ峰駅」
- 西友鶴ケ峰店
多くのお店は鶴ヶ峰を採用しているので、鶴ケ峰、鶴ケ峰本町以外の方には鶴ヶ峰のほうが馴染みがるのではないのでしょうか。
正式な地名は「鶴ケ峰」
まず結論からお伝えすると、行政上の正式な地名は「鶴ケ峰」です。横浜市が定める住居表示では「鶴ケ峰一丁目」「鶴ケ峰二丁目」と表記されており、住民票や戸籍などの公的書類もすべてこの表記を使用しています。
横浜市 町名一覧(PDF)正式な住所表記
〒241-0022 神奈川県横浜市旭区鶴ケ峰○丁目△番地□号
一方で、相模鉄道の駅名としては「鶴ヶ峰駅」という表記が使用されています。駅名看板や駅舎の表記は視認性やデザイン性を重視し、大文字の「ケ」を9割程度に縮小したものを使用しているため、一見すると「ヶ」のように見えることが多いです。

この表記の違いにより、特に駅周辺では「鶴ヶ峰」と「鶴ケ峰」の両方の表記が混在する状況が生まれています。しかし、行政上は「鶴ケ峰」が正式な地名として定められている点は明確です。
まとめ
表記の違いを書いてきましたが、実際にはみんな気にしてません。
特に鶴ヶ峰でも鶴ケ峰でも問題なし!
どちらの表記を使っても通じます。
当サイトはお店などでよく使われている鶴ヶ峰を採用しました。