鶴ヶ峰駅連続立体交差事業解説

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鶴ヶ峰駅周辺の工事と再開発の様子
ココロット鶴ヶ峰屋上から撮影(2025年4月撮影)

鶴ヶ峰駅付近の相模鉄道本線では、地下化工事が進行中です。横浜市のページ(最終更新日2026年10月1日)では、西谷駅から二俣川駅の区間で連続立体交差事業を進め、10箇所の踏切をなくす、とあります。同ページは、事業により「交通渋滞の解消」「地域防災力の向上」「地域の一体化」「まちづくりへの寄与」など、生活環境の向上を図る、としています。 出典:横浜市「相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業」(確認日: 2026-10-12)

連続立体交差事業の概要

鶴ヶ峰駅付近連続立体交差事業は、相模鉄道本線の西谷駅〜二俣川駅間の約2.8kmを地下化し、 10箇所の踏切を完全に撤去することで交通の円滑化と街の一体化を目指す横浜市の都市計画事業です。

水道道の踏切による渋滞の様子
横浜市「相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業」より
現在の水道道の踏切による渋滞の様子

事業の基本情報

区間

相鉄本線 西谷駅〜二俣川駅間

延長

約2.8km

構造形式

地下式(地下約30mに新駅建設)

除却踏切数

10箇所(うち「開かずの踏切」が9箇所)

着工

2022年11月

完成予定

2033年度予定

連続立体交差事業とは、鉄道を高架または地下に切り替えて、道路との立体交差を3箇所以上新設する事業です。 鶴ヶ峰駅区間では、相鉄本線を地下方式で立体交差化します。 現在ある10箇所の踏切は全て除却されることになります。

鶴ヶ峰駅連続立体交差事業の概要図
横浜市「相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業」より
鶴ヶ峰駅連続立体交差事業の概要図

「開かずの踏切」とは?

「開かずの踏切」とは、ピーク時間帯(1時間)の遮断時間が40分以上の踏切のことです。 鶴ヶ峰付近には9箇所の「開かずの踏切」があり、通勤・通学時間帯に長時間遮断されることで 慢性的な渋滞を引き起こしています。

現状の課題

鶴ヶ峰駅周辺には、相鉄線の踏切による様々な課題があります。 これらの課題を解決するために連続立体交差事業が計画されました。

交通の課題

  • 開かずの踏切による慢性的な渋滞(特に水道道)
  • バスターミナルが駅北口から約250m離れている
  • タクシー乗り場は北口から150m離れている
  • 緊急車両の通行に支障(災害時のリスク)

都市機能の課題

  • 鉄道による街の南北分断(地域の一体化不足)
  • 水道道の狭い歩道(歩行者の安全性)
  • 旭区総合庁舎の老朽化(1971年竣工)
  • 北口に施設が集中し南側住民は不便

↑ 地図上の青色の線は水道道です

地下化による効果

【公式情報確認】横浜市のページ(最終更新日2026年10月1日)は、この事業により「交通渋滞の解消」「地域防災力の向上」「地域の一体化」「まちづくりへの寄与」など、生活環境の向上を図る、としています。 出典:横浜市「相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業」(確認日: 2026-10-12)

街の一体化

同じページは、目的の一つに「地域の一体化」を挙げ、鉄道によってまちが分断している、としています。

駅前再開発

【公式情報確認】横浜市「鶴ヶ峰駅周辺地区」(最終更新日2026年8月25日)の経緯表には、令和6年3月に鶴ヶ峰駅北口地区市街地再開発準備組合が設立された、とあります。同じページのお知らせは、令和7年9月25日に事業協力者を決定した、として外部サイトを案内しています。事業協力者の社名は、この市のページ本文には書かれていません。 出典:横浜市「鶴ヶ峰駅周辺地区」(確認日: 2026-10-12)

交通円滑化

同じページは「交通渋滞の解消」を目的に挙げ、踏切周辺の道路で踏切を起因とする慢性的な交通渋滞が発生している、としています。緊急車両の経路に踏切がある場合、渋滞により緊急活動へ影響が出ることがある、とも書いています。

工事スケジュールと進捗状況

【公式情報確認】2026年10月12日に横浜市の公式ページ(最終更新日2026年10月1日)を確認しました。同日のお知らせでは、11月6日・7日にシールドトンネル工事説明会を開催する、とあります。鶴ヶ峰連立NEWS第13号(2026年7月17日発行)では、令和8年度中のシールドマシン発進に向け、立坑内で組み立ててスタート地点まで移動し、動作確認と付属設備の組立・設置を行っている、とあります。 出典:横浜市「相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業」(確認日: 2026-10-12)、鶴ヶ峰連立NEWS第13号(PDF)(確認日: 2026-10-12)

工事期間中の注意点

工事期間中は駅周辺の一部区域で工事が行われるため、駐輪場の移転や仮設通路の設置などにより、 利用者の皆様にはご不便をおかけする場合があります。現在は北口駐輪場が使用できなくなり、 駐輪場不足が発生しています。

↑ 相模鉄道公式チャンネルによる事業概要動画

工事の様子

現在、鶴ヶ峰駅周辺では連続立体交差事業に関連する工事が複数箇所で進められています。 特に駅周辺の親水公園では大規模な掘削と基礎工事が実施されており、地下駅の建設準備が進行中です。

鶴ヶ峰駅親水公園付近の工事の様子
2025年4月撮影
親水公園付近の工事の様子

2025年4月の撮影時点で、鶴ヶ峰駅親水公園エリアでは工事が進行し、歩道が設置されていました。

親水公園に設置された大型クレーンと工事設備
2025年4月撮影
親水公園に設置された大型クレーンと工事設備

親水公園付近に工事現場には大型クレーンが設置されています。

管理人からのコメント

鶴ヶ峰に住んでいる一住民としての個人的な見解です。

現在の不便な点

駅前の渋滞とロータリーの不在は、駅での送迎を困難にしています。また、工事開始に伴い北口の 駐輪場が使用できなくなり、駐輪場不足が深刻化しています。再開発には賛成でも、工事期間中は 一定の不便は避けられないようです。

北口に施設が集中しているため、南側居住者にとって踏切は大きな障害となっています。 徒歩の場合はココロット鶴ヶ峰の連絡通路で回避可能ですが、車での移動時は踏切待ちは避けられません。

再開発への期待

地下化による南北の一体化には大きな期待をしています。水道道の渋滞解消も、鶴ヶ峰住民にとって 非常に大きなメリットになるでしょう。ただし、地下化以外の詳細が未発表のため、 具体的にどのような街になるのかは今後の発表を待つ必要があります。

参考資料

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